牡鹿法印神楽

8月23日(火)、18時から宮城県石巻市より牡鹿神楽古実会の会員5名が来県され「牡鹿法印神楽」が奉納されました。

併せて東日本大震災・熊本地震の被災地復興を祈願する「復興祈願祭」も斎行されました。

神楽の番組は、素戔嗚尊の「蘇民将来」説話に基づいた『五矢』。

国産みで生まれた不具の子である「蛭子」の生い立ちと西宮の由来を語る『西宮(蛭子)』。

熱田神宮に納められていた宝剣を盗み取った悪鬼を「日本武尊」が退治する『日本武』の3番組が奉納されました。

とても暑い日でしたが、多くの方にご参列いただきました。当日は入場料無料として、義損金をお願い致しました。

皆様のご協力により、多くの義損金をお寄せいただきました。ご協力いただきました皆様に心から厚くお礼申しあげます。

お寄せいただきました義捐金は、全額「伝統芸能保存義捐金」として牡鹿神楽古実会へお渡ししました。

熊本地震から4ヶ月、東日本大震災からはまもなく5年半が過ぎようとしています。今も多くの方々が避難生活を続けています。

震災の記憶が風化し、被災地への関心が薄れてしまわぬよう、まだ復興は終わっていないという事を再認識していただく機会となりました。

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『五矢』御神楽に合わせて5本の矢が放たれました。
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『西宮』翁の姿をした蛭子が、釣竿で鯛を釣る。
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『日本武』日本武尊と悪鬼の戦いは、参列者の目の前で繰り広げられました。

— posted by takaseesakat at 09:56 am  

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